朝、出勤しようと玄関のドアを開けると家の前に停めてある車の下から2本の小さな黒い足がニョキっとのびている。何事かと思ってのぞき込むと見知らぬ黒猫が寝そべっている。近づいても動かないので心配したが、目が合うとちょっと涼ませてもらっていますのでお構いなくなどと言う。なんだそういうことかと、それでもこの暑さなので黒い毛皮では大変であろうと冷たい水でもあげようかとも思ったが、優しくして変になつかれても困るので、まあ好きに過ごしたまえといって静かに横を通り過ぎて仕事に向かった。土曜日の外来は混むので猫の相手をして遅れるわけにはいかないのだ。土曜日は少し混みます。いつもお待たせしてすみません。















