ほぼ毎月、スタッフの名札に小さなイラストを載せている。ネットから無料のイラストを探して拝借している。大体、季節のイラストでサクラだったり七夕だったりするが、今の時期はなかなか難しい。5月上旬にタケノコにしたが、さてそろそろどうしようか・・・。昨年は傘と長靴だったが同じではつまらないし、アジサイもどうも気が乗らない。あれこれ悩んでどうすればいいのかまったく分からなくなってしまった。もういいや、今一番食べたいものでいいではないかと思って「たこ焼き」にした。あまり季節感はない。でもいいのだ。ただの院内の名札のイラストなのだ。

さて、なるべく皮膚病とからめてブログを書くようにいわれているのだが、さすがにたこ焼きと関係する様な皮膚病は思いつかない。勉強不足かもしれない。だが皮膚科に通院する患者さんの中には「イボ焼き」と言う言葉なら聞いたことがあるかもしれない。たこ焼きとは全く関係はないが、タコとかイボという皮膚病があって、正式病名は胼胝や疣贅だが、このイボの治療に液体窒素という冷たーいスプレーを当てたりするとっても痛い、子供たちからひどく恐れられている治療法があって、業界では『イボを焼く』といったりする。外来で聞いても「えっ？焼く？？火で？？？」などとびっくりしないでいただきたい。ちなみに皮膚病のタコは焼いたりしない。