動物ネタが多すぎます。ほとんど動物病院だと思われてます。とのご指摘を受けた。
言われてみると全くその通りで返す言葉がない。イヌやネコならよくブログで出てきそうなテーマだがサルやゾウやハトなども登場してるし、今日も、最近寒いしペンギン、ペンギン・・と安易に旭山動物園のペンギンの散歩の写真を貼り付けるところであった。
しかし考えてみると一番最近の学会発表は動物のセッションで美ら海水族館のイルカの発表と一緒だったし、今年書いた唯一の論文は獣医さん向けだったし、これを書いている今も膝の上にいるのはネコだし、ある程度動物寄りになるのはしかたがないのだ。
ネコというと診察室でときに患者さんから質問をうける。
『家にネコが居るのですがじんましんの原因はネコでしょうか?もうずっと飼っているのですが・・』
『いやいや困りましたね。ちなみにどんなネコですか。ああそうですか。やっぱりネコはサビ柄に限りますな。尻尾は・・ああそれは残念ですね。で何の話でしたか・・ああかゆみ、かゆみ、まあ仮にかゆみの原因が100歩譲ってネコだとしても、こんな寒い外にいまさら追っ払うわけにもいきませんしね。まったく困りましたね。ああそういえばネコの50歩はたぶん100歩とそれほど進む距離は変わりませんよね。あのことわざの由来は本当はそこから来ているのではないかと思っているのですよ。今度、論文にでもまとめようかと・・。』
とあまり困らずにいくらでも答えられるし、ついつい関係ない余計なことまでしゃべってしまいそうだが
『先生、夫の実家に行こうとするとかゆくなります。ネコが居ます。医学的に夫の実家には近づかない方が良いでしょうか?』
といわれると困る。答えられない。医学雑誌以外にも『婦人公論』も読み込まなくてはならない。